2013年06月13日
・東ソーは5月31日、周南市の南陽事業所で製造しているディーゼル車の排ガス処理に活用される素材「ハイシリカゼオライト」の生産能力を増強すると発表した。ハイシリカゼオライトは従来、石油精製・石油化学分野の触媒として活用されていたが、自動車の排ガス浄化装置の素材などとして、環境分野でも用途が拡大している。同社は、1986年から南陽事業所でハイシリカゼオライトを生産。09年に三重県の四日市事業所にも製造設備を新設し、13年3月には生産能力を増強。6月に入り南陽事業所の製造能力増強工事にも着手した。(H25.6.1山口新聞)