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『宇部興産、新・炭化燃料を開発』

2018年06月29日

・宇部興産(宇部市)は、石炭火力発電所で石炭に10%以上の比率で混ぜて燃やすことができる木質バイオマス炭化燃料「トレファイドペレット」を開発した。年間6万トンを生産できる実証設備を同市のコールセンター(貯炭場)付近に建設する。トレファイドペレットは、木くずを固めた木質バイオマスを低酸素濃度の中で比較的低温度で焙煎して作る固形燃料。同社は耐水性、石炭との混合粉砕性を大幅に改善した。石炭と混焼可能な比率を従来の3%程度から10%以上に高めることで発電自体のコストを抑えられ、一般的な木質バイオマスを混焼するのに必要な専用の処理施設も不要になるという。(H30.5.8山口新聞)

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