2019年11月27日
・西中国信用金庫(下関市)と老舗質店「ものばんく」(下関市)が10月30日、業務連携契約を結んだ。西中国信金が利用者から貴金属や骨董品といった品物の鑑定、査定、売却などの相談を受けた際、同社が専門的アドバイスを行い、希望に応じて買い取る。全国の信用金庫で初めての取組みという。循環型社会の実現に向けて、家庭で不要になった品物をリユースする二次流通が広がる一方、同社が自社店舗や街角で行った調査ではモノを売却した経験があるのは約3割にとどまっているのが実情。県内外に54営業拠点を有する西中国信金の取引ネットワークを通じて動産の流動化を目指し、生前整理や終活、相続対策のニーズに応えるのが狙いだ。(R1.10.31山口新聞)