2024年05月10日
・同社は約750億円を投じ、リチウムイオン電池用の炭酸ジメチル(DMC)などを製造する新工場を米ルイジアナ州に建設する。電気自動車(EV)の普及などで需要が高まると判断した。2026年11月の稼働を予定する。同社によると、米国内では現在、DMC(炭酸ジメチル)とEMC(炭酸エチルメチル)は製造されておらず、全量を輸入品に頼っている。EVや半導体関連向けの需要拡大が見込まれる中、新工場から米国の関連メーカーに販売し、安定供給を図る。新工場では、将来的にDMCを原料にした高級ウレタン原料なども製造する計画だ。
(R6.3.6 中国新聞)