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『（株）トクヤマ徳山製造所　周南水素のまち　空調も　荏原製作所と実証実験開始』

2024年09月06日

・同製造所と産業機械メーカーの荏原製作所（本社・東京）が、水素を活用した空調装置「水素焚吸収冷温水機」の実証実験を始めた。同市江口のトクヤマ文化体育館で来年３月まで運用する。水素焚吸収冷温水器は幅３．６メートル、奥行き３．６メートル、高さ２．８メートル。同製造所で副生された水素を配管で提供し、水素を燃焼させて冷水を作る。冷水を体育館内のパイプを巡回させて空調で冷気を送り込む仕組み。水素は使用時に二酸化炭素を排出しないため、灯油に比べて年間９５％、都市ガスに比べて年間９４％の二酸化炭素排出量を削減できるという。
（Ｒ６．８．１３　山口新聞）

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