2024年10月03日
・同工場は9月3日、山口大学と共同で再生医療事業を本格化すると発表した。凍結保管した細胞シートを使って、糖尿病などが原因となった難治性の皮ふ潰瘍の治療をめざす。事業化にあったては山口県と宇部市から助成を受けることが決まっており、主力工場のある同市で製品を生産する方針も示した。現在、細胞シートは研究段階で、2027年度内に臨床試験(治験)に入り、30年度ころに商品化することをめざす。同工場は皮ふなどの分野で数十億円、適用を肝臓などの臓器に拡大できれば、百億円規模の市場が見込めるとしている。(R6.9.4 山口新聞)