2025年05月22日
・同事業所が、抗がん剤などバイオ医薬品の製造過程で使う分離精製剤を製造する新しいプラントを完成させた。4月2日に式典が行われた。分離精製剤は同事業所の主力製品の一つで、タンパク質やペプチド、核酸などの成分を分離精製できる。工業生産スケールのカラムと呼ばれる筒を分離精製剤で満たして使用する。新プラントは4階建ての高さ約30メートル。延床面積は約7900平方メートル。4月1日から商業運転を始めた。投資額は約160億円。既存の3プラントに加えて4基目が完成したことで、分離精製剤の生産能力は従来に比べて約70%増加する見込み。
(R7.4.3・4 山口・中国新聞)