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『三菱重工業(株)下関造船所 省エネフェリー「けやき」進水』 NEW

2025年05月22日

・新日本海フェリー(大阪市)などが発注した大型カーフェリーの命名・進水式が4月29日、同社で行われた。国内フェリー初めて「ダックテール」を採用した最新鋭の省エネ船型。新日本海フェリーの小樽(北海道)―舞鶴(京都)航路で今年12月に就航を予定している。全長199メートル、総トン数約1万4300トン。速力28.3ノット。旅客定員286人。積載台数はトラック約150台と乗用車約30台。船内は3層吹き抜けのエントランスとシースルーエレベーター、船首部に2層吹き抜けのフォワードサロン、最上階に露天風呂などを備える。客室はスイートからツーリストクラス、ドライバー室まで用意する。ダックテールは船尾の水線付近にアヒルのしっぽのような突出した形状を持ち、船体抵抗の低減などが図られる。同船は省エネ型減揺システムなども採用し、従来船と比べて燃費効率が約5%向上するという。(R7.4.30 山口新聞)

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